【エカチェリーナ2世】夫から君主の座を奪い取ったドイツ女性
18世紀のロシアはまさに『女帝の時代』。変革者 ピョートル大帝が亡くなると、再び玉座をめぐる争いが起きました。最終的に女帝の座についたのは、ピョートルの娘エリヴェータ。彼女が後継に指名したのは、自分と同じく大帝の血が流れている姉の息子 (ピ...
【ロマノフ王朝とドレス】絵画でみる、ロシアンファッション
国内外で注目をあつめたロシアの息を飲むほど美しいドレス。東洋と西洋がミックスしたロシアのドレスは、知れば知るほど奥深いものです。この記事では、あまり知られていないロシアンドレスの基本や時代による変化をご紹介します。 時代による、ロシア衣服の...
【ロシアとファッション】伝統衣装をより理解するために必須のワード5つ
ロシアの伝統的なファッションは、9世紀から形作られてきました。18世紀初頭まで、農民や少年 (貴族) は伝統的な衣装を着ていましたが、18世紀ヨーロッパ文化に感化されたピョートル大帝は、都市で伝統衣装を着ることを禁じました。 そんな中伝統的...
ロシア女帝の裏の顔【数多くの廷臣を愛したエカチェリーナ2世】
頼りない夫王太子に業をにやし、長年の下積みの末ついにロシア女帝にまで上り詰めたエカチェリーナ2世。「名君」と呼ばれた彼女の治世には幾人もの愛人がおり、それは彼女の功績にも繋がる打算的なものでもありました。この記事では、ドイツから嫁いできた質...
エリザヴェータが歩いた茨の道【賢明で愛くるしいロココ風の女帝】
中世ロマノフ王朝にあらわれた長身のイケメン変革者のピョートル大帝の娘「エリザヴェータ」。王位継承権一位だった彼女ですが、なかなか良い風が吹かず次々別の人間が玉座につくのをただ見ているしかできない苦い日々がありました。この記事では、皇女エリザ...
【ピョートル3世】あっさりと妃に玉座を奪われたポンコツなロシア皇帝
わずか半年だけロシアのツァーリとして君臨した、ピョートル3世。ドイツで育ったピョートルは、プロセインに憧れフリードリヒ大王を崇拝しておりました。ツァーリになるや、彼のためにオーストリア、フランスと築き上げた同盟を破棄してロシア軍を撤退させる...
皇女ソフィア・アレクセイエヴナ【ロシアに存在した鉄の女君主】
レーピンの肖像画で知られる、ロシア皇女ソフィア。
後継者争いの火種がくすぶるなか圧力に屈せず、力ずくで弟の王位を奪い取り、自ら摂政となりロシアのトップに君臨した女性です。この記事では、王位をめぐる血みどろの争いの中で、野心を燃やし続けた彼女の人生をみていきたいとおもいます。
【ラスプーチンの死因】不死身といわれた怪僧はどうやって殺されたのか
青酸カリ入りの食事をたやすく平げ、胸に銃弾を受けても尚死なず、死因は凍ったネヴァ川に投げ入れられたことによる「低体温症」だったとされています。この記事では、不死身と揶揄されるラスプーチンがどうやって殺されたのかその生々しい記録をご紹介します。
【なぜロマノフ王朝は滅亡したのか】コナン映画で描かれた恐怖のロシア史
なぜロマノフ王朝は滅亡したのか、ニコライ2世の三女マリアは実在したのかなど、コナンに登場した部分を中心に歴史を紐解いていきます。
【王朝の裏話】ラスプーチンとアレクサンドラ皇后に性的関係はあったのか
ニコライ皇帝夫妻に取り入り、ロマノフ王朝滅亡の原因をつくったとされる男グリゴリー・ラスプーチン。その後、彼を題材にした多くの小説やドラマが生まれました。 そして現代でも聞かれるのが、「ラスプーチンがニコライ2世の妻アレクサンドラ皇后と性的関...