【慰安婦より酷いライダイハン】韓国のベトナムへの仕打ちは日本より恐ろしかった

ライダイハン (韓国 慰安婦問題の裏で) 惨散たる歴史

いまだに続く慰安婦問題、韓国は2021年になった今も日本政府に賠償を命じる裁判を続けています。もちろん慰安婦を作ったという事実は言い訳できるものではないのですが、そんな日本を責め続ける韓国もベトナムに対して同じようなことをしていたことはご存知でしょうか。英国BBCが報じた内容を元に、ある意味日本より酷い『ライダイハン』と呼ばれる韓国の所業をご紹介します。

BBCによって暴露された不都合な真実

ライダイハン (韓国 慰安婦問題の裏で)

慰安婦よりはるかに辛い思いをしたベトナム人がいたことをご存知でしょうか。2020年3月、英国の公共放送 (BBC) は、3月にベトナム戦争当時の韓国兵による女性への暴行を明るみにしました。BBCは3月ウェブ上に「1968年ー何百人もの女性を苦しめた年」と題した記事を掲載し、韓国軍兵士から被害を受けた2人のベトナム人の境遇を詳しく伝えました。そのうち1人は性的暴行を受け、3人の子供を身ごもった女性でありました。

韓国政府は国連の場でも『旧日本軍のいわゆる慰安婦問題』を散々取り上げてきたわけですが、ベトナムでの自国兵の行為について謝罪はしていません。日本を再三批難しておきながら、ベトナムで行った過去の悪行については全く触れることはありません

ライダイハンにみえる韓国軍の悪行

ライダイハンライダイハン (韓国 慰安婦問題の裏で)

ベトナム戦争時に韓国兵が現地女性を暴行するなどして生まれた混血児は「ライダイハン」という蔑称で呼ばれ、ベトナムで差別を受けてきました。ベトナム戦争が終わって残された子供は少なくとも20、30万人はいるといわれています。

こういったベトナム人女性が韓国兵による暴行によって生まれた子どもたちは、路上で貧困生活を強いられ国際問題となっています。彼ら(彼女ら)の中には父親の記憶を持たず、朝鮮語も話せず、写真だけが唯一残された思い出という者もいます。

記事では、ライダイハンとその母親や家族らが差別などで苦しんできたことに触れ、「韓国人に何が起きたのかを認めてもらう必要がある」との被害女性の訴えを紹介しました。またストロー元英外相が「国際大使」として関わる民間団体が、国連人権理事会による調査や韓国側の謝罪を求めていることも伝えています。

写真にうつる、苦しむ人々を見て楽しむ兵士

問題となったのは、女性への暴行だけではありません。虐殺や拷問など、現地の人々が苦しむのを見て笑っている韓国兵の姿はカメラにしっかりとおさめられており、暴行だけでは止まらずその『捨て方』も非人道的なものであったと言われています。

被害者になって責め続ける韓国

韓国 慰安婦問題

日韓の慰安婦問題について、特に世間を騒がせたのは慰安婦像でしょう。

そもそもですが、そもそも1965年に日韓基本条約が結ばれておりその時に韓国は戦争中の請求権を放棄、日本は朝鮮発展のために5億ドル(当時の韓国の国家予算)を渡しました。それでも「あの時はいえなかった」として訴求を続ける韓国に対して、1955年アジア助成基金を設立し民間からお金を集め (5億6千万円)、「元慰安婦だ」と申し出た女性に一人当たり約200万円が渡しました。

あまり知られていませんが、当時の総理大臣からのお詫びの手紙も渡されています。終始『謝罪』の姿勢をとっているのですが女性の人権侵害が絡み、デリケートな問題でありますので、日本の政治家が個人的な見解を示すとかなりの割合で炎上してしまいます。

自国の悪行には目を瞑る?

2014年にも、巨済市に夫妻が制作した新しい形の慰安婦像が建てられました。

製作した夫婦は「日本は従軍慰安婦問題で謝罪しないだけでなく、事実があったことさえ認めない。史実を隠蔽し歪曲し続けている」と主張し、「日本政府が心から謝罪し、反省しない限り、いつでもどこでも少女像を作る。違った姿の少女像をいろいろ考えている」と語ったといいます。

キム・ウンソン氏は「少女像は数十年間胸の中に隠していた恨みを取り出して、日本の蛮行を責める慰安婦被害者の勇気を尊重するという意味で作った」と語り、像に特定のモデルはいないと主張しました。しかしたとえ形式なものとしか受け止められなかったとしても、「お詫び」があり「お金」が送られた事実があるわけです。(民間でなく国が補償するべき、受け取ったら裏切り者として受け取らなかった人もいる) しかし国際的なプラットフォームの上で「苦しみ」を訴えているベトナムの声には一切耳を傾けない。

当該国の中でこれはどう認識されているのか、教育されているのかは他国から見ることはできません。

あとがきにかえて

韓国 慰安婦問題

再度になりますが、日本がしたことについて言い訳の余地はないでしょう。恐ろしいことに、慰安婦は戦地の殆どに存在していたといいます。それどころか「お金を払って、プロの人たちを雇っていた」というのはまだマシで、現地女性に強いたこの」ベトナムのケースや、はじから女性を捕まえたという満州国のソ連兵などもっと悪虐非道なものもあったといいます。

証拠隠滅のために焼き払われたアウシュビッツ第二収容所のように、国にとって不都合な代物は得てして「証拠すら消されて」しまうものです。ちなみに世界戦争のゴタゴタが続いているのはここだけでなく第一次、第二次世界大戦両方で敗戦したドイツの賠償は21世紀になっても続き、支払った総額は2009年時点で671億1800万ユーロ に達しました。戦いは結局「悲劇」しか生みません、いつだって「勝ったものが正義」なのです。

第二次世界大戦でボロ負けした日本が大きな声で「それは終わっている」と言えないのは必然でしょうが、某国の行いと主張はまた「弱き者」を虐げるようにしかみえないのでした。

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