フランスの歴史

【ベルサイユ宮殿の建設秘話】なぜルイ14世は寒村に新都市をつくったのか

広大な庭園に囲まれた豪華絢爛な宮殿といえば、大抵の人が思い浮かべるのがヴェルサイユ宮殿。かつてここではきらめくシャンデリアの下、着飾った貴族や貴婦人たちが集まり夜な夜な舞踏会を開いていました。そう、有名なポンパドゥール夫人や、悲劇の王妃マリ...
ブルボン王朝

【零式艦上戦闘機】堀越二郎が生み出した零戦は当時どのくらい強かったのか

"風立ちぬ"にも登場した零戦。零戦の設計者である堀越二郎は、零戦の開発を振り返ってこんな言葉を残しています。「零戦は十種競技すべての種目で一位かそれと同等の記録を出し、いくつかの競技では他を圧倒する記録を出すように要求された」と。この記事で...
日本の歴史

【特攻は戦果を上げたのか】求められた神懸かり的な戦略、止まらなかった狂気の作戦

「零戦に250キロ爆弾を搭載して体当たり攻撃を行うほかない」1944年10月19日、悪名高き「特攻」作戦は、日本海軍第一航空艦隊司令長官であった大西瀧治郎中将の一言から始まったと言われています。 零戦以外にも、日本では特攻兵器「桜花 (おう...
日本の歴史

【A級戦犯は何をしたのかをわかりやすく解説】連合国の復讐劇とも呼ばれた東京裁判

連合軍の占領下となった日本では、戦争にかかわった政治家や軍人が次々と逮捕されていきました。そして1946年5月、『東京裁判』が開かれることとなったのです。 しかし実際A級戦犯となった人たちは何をしたのか、何の罪に処せられたのでしょうか。ある...
スコットランドの歴史

【恋多き女王メアリー・ステュアート】処刑の原因を招いた男性スキャンダル

生後6日目にしてスコットランド女王となったメアリー。領土を狙う英国ヘンリー8世の手から逃れるため、母方の故郷フランスへ嫁ぎ、「スコットランド女王」と「フランス王妃」を兼任するなどして、美貌だけでなく莫大な権力を手にすることとなりました。 し...
絵画や神話・物語

無垢の象徴【クリヴェッリの聖エミディウスを伴う受胎告知を優しく解説】

ルネサンスの”奇才の画家”が巨大カンヴァスに描いた、超絶細密な受胎告知。パッと目を引く色鮮やかさ、そして繊細にディティールが描かれた圧巻の絵画です。右側に描かれている透明感溢れる美女が聖母マリア、その前にいるのが天使ガブリエル。まるでいまに...
ハプスブルク家

【ディエゴベラスケス】 スペインハプスブルク家の悲劇を記録した宮廷画家

スペインハプスブルク家に存在した至高の宮廷画家、ディエゴ・ベラスケス。王フェリペ4世の寵愛をうけ、その類稀なる才能で王家の絵画を多く描き、名を知らしめた画家のなかの画家。 彼がいなかったら、スペインハプスブルク家の悲劇はここまで語り継がれる...
呪われた王室

ハプスブルク顎としゃくれにまつわる現代の研究まとめ【最も繁栄した王族の闇 】

長い間ヨーロッパでは血縁者間の結婚が一般的でありましたが、危険を顧みずこの慣習を取り入れその悲劇を被った王家こそスペインのハプスブルク家です。彼らがスペインを支配していた184年間 (1516年から1700年) に行われた結婚11組のうち、...
フランスの歴史

【マリーアントワネットってどんな人?】12の名言でみる処刑された王妃の人柄

実物と本物にギャップがあるのは世の常ですが、この記事では、マリー・アントワネットとはどんな人物であったのかを、彼女が残した名言とともにご紹介します。
ハプスブルク家

青いドレスの王女の誕生秘話【フェリペ4世と宮廷画家ベラスケス】

衰退に向かうスペイン・ハプスブルク家を象徴するかのように描かれた儚く美しい王女の姿。この記事では、この魅惑絵画の作成秘話にせまっていきたいと思います。