ハプスブルク家

絵画や神話・物語

慰み者からみたスペイン宮廷【ラスメニーナス、ベラスケスの十字の謎】

プラド美術館に所蔵されているベラスケスの名画、ラス・メニーナス。真ん中に立つマルガリータ王女と、お世話をする2人の侍女。大きなキャンバスを前に堂々と立つのは画家自身、真ん中の鏡にぼんやりと映り込むのは王と王妃。 (ラス・メニーナス ベラスケ...
ハプスブルク家

【カルロス1世】帝国の絶対君主、家系図でみるスペインハプスブルク家の始祖

神聖ローマ皇帝カール5世は、スペイン王を兼ねた16世紀の強力なヨーロッパ君主。名門ハプスブルク家にうまれ、国王の称号の継承、婚姻外交、軍事力による併合など、さまざまな手段をつかってヨーロッパ大陸に一大帝国を築いた人物です。この記事では『日の...
呪われた王室

【青いドレスの王女で知られるマルガリータ】に纏わる3つの逸話

2019年オーストリアとの国交150周年を記念して『ハプスブルク展』が開かれ、600年にわたる帝国コレクションが来日しました。そのチケットに印刷されていたのが、宮廷画家ベラスケスが描いた『青いドレスの王女』。 あどけない表情で愛らしい姿をみ...
ハプスブルク家

スペインハプスブルク家のもう一つの秘密【宮廷人が好んだ小人症の慰み者】

スペインハプスブルク家には、血族結婚や植民地支配をはじめ様々な云われがあります。有名なのはその血の濃さ故に様々な弊害を背負い、王位を守るためだけに放浪させられたカルロス2世でしょう。しかしそれ以外にも、王家の闇は様々なところに潜んでいました。 その一つが、宮廷画家ベラスケスによって描かれた絵の中に隠れています。この記事では、宮廷に捧げられた小人症の者たち、「慰み者」の存在と歴史についてふれていきたいとおもいます。 その一つが、宮廷画家ベラスケスによって描かれた絵の中に隠れています。この記事では、宮廷に捧げられた小人症の者たち、「慰み者」の存在についてふれていきたいとおもいます。
フランスの歴史

【マリーアントワネットの生い立ち】名門ハプスブルク家に生まれた王女の宿命

名門スペインハプスブルク家の末娘、マリー・アントワネット。散財と贅沢な生活に愛想を尽かされギロチンで首を落とされたイメージが強いのですが、我儘は元々の性格だったのでしょうか。この記事では、あまり知られていないマリー・アントワネットの生い立ち...
オーストリアの歴史

【マリア・テレジアってどんな人?】美しすぎる女帝の家系図とエピソード

マリー・アントワネットの母、マリア・テレジア。ハプスブルク家は優れた当主を何人も輩出してきた名家ですが、彼女はひときわ目立つ存在でした。ヨーロッパの覇権争いがはげしくなった18世紀、オーストリアを救った彼女はこんな言葉をのこしています。 私...
ハプスブルク家

ハプスブルク帝国の崩壊を見届けた【最後のオーストリア皇后ツィタ】

19世紀世界が大きく動いていった時代、エネルギッシュな性格と曲りない意思で皇帝を支えたツィタ。帝国の崩壊を見届け激動の時代を生き抜いた女性。この記事では、ハプスブルク家最後の皇后の人生をみていきたいとおもいます。
ハプスブルク家

【ハプスブルク帝国の最後】どのようにして巨大帝国は滅んだのか

1916年皇帝フランツ・ヨーゼフの死は、君主制の終わりを意味しました。実際に君主制は、1918年の秋に第一次世界大戦が終了するまで続いていたわけですが、最後の皇帝カール1世が退位すると、『オーストリア共和国』が旧ハプスブルク領に設立されまし...
イギリスの歴史

【血まみれの王室】フェリペ2世に狙われたイングランド女王たち

中世のスペインハプスブルク家は世界を支配していたといっても過言ではなく、「スペインが動けば世界が震える」といわれ、「スペイン人」と聞くだけで何をされるのかと恐れ震える人もいたそうです。そんなスペイン黄金時代に君臨したのがフェリペ2世。 しか...
オランダの歴史

【オラニエ公 ウィレム1世】オランダの独立を勝ち取った男

オラニエ公ウィレム1世は、オランダ独立国家(ネーデルラント連邦共和国)の事実上の初代君主。日の沈まぬ国と呼ばれ、当時世界最強の力を誇っていたスペインハプスブルク家から独立を果たした君主、オラニエ公ウィレムについてご紹介します。 オラニエ公 ...